『素人力 エンタメビジネスのトリック?!』(長坂信人・著/光文社新書)の構成を担当しました

  • 2018.04.14

堤幸彦監督や大根仁監督が所属するオフィスクレッシェンド・長坂信人代表による初の著書『素人力 エンタメビジネスのトリック?!』(光文社新書)の構成を担当しました。

 

TV・映画の制作会社として24年も続いていて、本人はゴリゴリの業界人のはずなのに、いまだに自らを「経営者としては素人」と評し、「特に野望も志もない」と言い切る長坂さん。そんな彼が「すごい人たちに学ばせてもらった」という一貫して謙虚な姿勢で著した、ちょっと変わった仕事術・人心掌握術の本です。

 

『トリック』大赤字の理由、秋元康さんとの出会い、古舘プロジェクト佐藤会長の教え、『金田一少年の事件簿』をプロデュースした日テレ・櫨山裕子氏のすごい仕事ぶり、かつて所属していた『もしドラ』岩崎夏海さんのエピソード、堤監督との対談など、もりだくさん。プロデューサーvsディレクターの衝突や、番組制作費に占める制作会社の取り分比率といったデリケートな話も盛り込みました。

 

長坂さんと堤監督との対談は、長年連れ添った夫婦、夫婦漫才みたいに味わい深かったです。ずっと聞いていたかった…