プレジデント・オンライン「ポテトチップスと日本人」企画始動、第1回は湖池屋「のり塩」誕生物語

  • 2021.10.31

めったにメディアに出ない湖池屋・小池孝会長に、日本のポテトチップス草創期の貴重なお話を聞きました。ポテチが「お菓子」として世に出たのは1962年。メーカーはカルビーではなく湖池屋、フレーバーは「塩」ではなく「のり塩」。そんな誕生の背景を、食文化史的な側面にも目配りして書きました

●1皿1000円の高級品だったポテトチップスが、一袋150円の「のり塩」に変わった理由
https://president.jp/articles/-/51230

実は、日本のポテトチップス史を相応の深度で体系的に記した市販書は存在しません。なので関連書籍や業界団体の資料などを(自由研究的な目的も兼ねて)1年越しで漁り続けているのですが、どうしても確証が持てない歴史上のミッシングリンクみたいなものがわりとありまして。そのいくつかが今回の取材によって明らかになりました。これぞ「研究」、なんなら「調査報道」。その意味で本記事は、この先何年も何十年も、ポテチ史を学ぼうとする者が必ず参照する記事になると自負しています。

なお、記事には「ポテトチップスと日本人」というタグがついています。そう、これで終わりません。調査と研究は継続し、日本人の食文化にポテトチップスがどのように根付いていったかを、さまざまなアプローチで明らかにしていこうと思います。ポテチクラスタの皆様、引き続きご期待ください。