中日新聞で長尺映画についてコメントしました

  • 2026.02.21

本日の中日新聞カルチャー面「2時間を超える長尺映画  好調な興行成績 なぜ?」にコメントを寄せています。多くの観客は長いのが嫌なのではなく冗長なのが嫌であること、『国宝』のいい意味でのダイジェスト感、『国宝』のお陰である種の企画書が通りやすくなったのでは? などお話ししました。

『国宝』に関しては『べらぼう』と(比べるものでもないですけど、読み物として)比較したこちらの寄稿もどうぞ。

●どちらも横浜流星が活躍したのになぜ…?大ヒット『国宝』と、大河歴代ワースト2視聴率『べらぼう』の明暗を分けたもの
https://diamond.jp/articles/-/379802

>しかも『国宝』は映画化にあたり、物語の向かう先を見失わないようなつくりになっていた。脚本を担当した奥寺佐渡子氏は重厚長大な原作を整理して刈り込み、話運びを主人公の男性ふたりの関係性の話に絞った。そのうちのひとりが「国宝」になれるのかどうか?という点に物語のゴールを設定した。観客はそれさえ押さえておけば、2時間55分という長尺でも、物語に置いていかれることはない。

途中に出てくる「技巧を凝らしたネット記事は読まれない」なんて、まさしく『本を読めなくなった人たち』な話です。