「北日本制作者フォーラム」で審査員を務めました
- 2025.11.16

11月14日に行われた「北日本制作者フォーラム」でゲスト審査員を務めさせていただきました。
当日は、北海道・東北のローカル局の若手制作者が制作した21のミニ番組が上映。初見の作品を、観た直後にマイクを通して作り手の眼前で講評するというのは、初の経験。ある種トークライブ的な醍醐味と緊張感があって、すごく楽しかった&やりがいがありました&またやりたい🎙️
大賞は、テレビユー山形の土川怜音さんが制作した「震災から14年~あの日を境に変わった女性~」でした。
【以下所感】
他のゲスト審査員である千野克彦さん・辻愛沙子さんとの実に学びの多いトークセッション、各局ディレクターとの熱い激論を交わした懇親会、地酒と浴びながらの主催者との打ち上げも大変盛り上がり、声が枯れるほど喋り倒しました。
で、私が一貫して申し上げていたのは、「テレビの作り手の顔はもっと出るべき」でした。各作品の上映前後には制作者の短いプレゼンや審査員との質疑応答やり取りもあったんですが、それ込みでコンテンツだと思ったんです。視聴者は、その映像を作った人がどういう人なのか、どんな想いで作ったのか、あるいは「なぜそのテーマで、あれを撮らなかったのか?」を知りたいし、なんなら対話したい。そのためには、ローカル局の作り手がYouTubeなりポッドキャストでしゃべるなりしたっていい。全国にそのディレクターのファンが生まれる可能性もある。作品に人柄とキャラがすごく出てるんですよ。
また、ミニ番組(あえて「ドキュメンタリー」と呼びます)はローカル局で1回こっきりの放送で終わるのではなく、なんらかの方法でずっと観られるようにアーカイブしておいてほしい。TVerやYouTubeでなくてもいい。どこかにさえ残っていれば、それを観て感銘を受けた人がリンクを友達に送れる。
要するに、歯がゆいと思ったんですよ。ローカルでいい作品がたくさん発表されているのに、非常に狭い範囲でしか知られないまま、埋もれてしまうかもしれないことが。
ローカル局制作のドキュメンタリーが劇場公開されて話題になるケースはここ数年相次いでいて、それはそれで素晴らしいことだと思います。が、劇場公開だけがゴールなのか?とも。
さまざまなことを思い、答えのない問いもたくさん出てきた1日でしたが、それだけ実のあるフォーラムだったということです。
ゲスト審査員として呼んでいただき、ありがとうございました!また機会あればぜひやりたい!

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