「DVD＆動画配信でーた」で新連載「映画を観ながら考えた」

「DVD＆動画配信でーた」12月号より「映画を観ながら考えた」が始まりました。毎月1本をセレクトし、社会学・考現学・文化論・世相論的アプローチで語る内容。編集長の「社会学的な読み物が欲しい」に応える形で自ら企画しました。

第1回は、昨日からリバイバル上映中の『ゴーストワールド』。日本公開された2001年当時、日本のロスジェネはまだギリギリ「若者」でした。作中で描かれたイーニド（ソーラ・バーチ）がアメリカ90年代の郊外で「個性」をどうもてあましていたか、それはゼロ年代を通じてどんな苦しさにつながっていったかを、日本における「ファスト風土」「サブカル」といったワードを交えながら考察します。

このご時世、「紙の雑誌」で「映画について」の「定期連載」を持てるのは超貴重だと思っているので、気合を入れて頑張ります！