4冊目の単著、9/12発売!『「こち亀」社会論 超一級の文化史料を読み解く』

  • 2020.08.20

長年にわたる自由研究(笑)が、自身4冊目の単著として1冊にまとまりました!2020年9月12日発売。『こち亀』全200巻で昭和と平成の大衆文化風俗を総括する、自分で言うのもなんですけど労作です。

『「こち亀」社会論 超一級の文化史料を読み解く』(イースト・プレス)
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『こち亀』の連載を追えば、1970年代後半〜2010年代日本の大衆文化・世情・政治経済を全部キャッチアップできる。エスタブリッシュ目線ではなく、一貫した庶民目線で。すなわち『こち亀』とは40年分の大衆文化定点観測であり、江戸期における浮世絵みたいなポジションです。

【目次】
第0 章 「浮世絵」としての『こち亀』
第1 章 庶民目線の生活と経済
第2 章 住宅と都市論からみる東京の昭和・平成史
第3 章 『こち亀』が添い寝した技術立国ニッポン
第4 章 逸脱者を嗤え
第5 章 文化教養リテラシー植え付け装置
第6 章 ビジネスの教科書
第7 章 ポリティカル・コレクトネス考
第8 章 『こち亀』とはなんだったのか

コラム① 両津の給料
コラム② ブームに踊らされる大衆
コラム③ テレビ、コンビニ、外国人──時代と世相の記録 
コラム④『 こち亀』が描かなかったもの
コラム⑤「 社会の仕組み」の教科書
コラム⑥ エコとビジネス
コラム⑦ タブーと社会的差別


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