世界のeスポーツ事情について佐藤翔さんにインタビューしました

  • 2019.06.18

ゲーム専門調査会社・メディアクリエイトの国際部主席アナリスト・佐藤翔氏にインタビューしました。東南・中央アジアや中東のeスポーツ事情について、超くわしく。2万字超える超大作ですが、佐藤さんが撮ってきた現地写真もあってめちゃくちゃ勉強になります。

●世界中で手探りが続くeスポーツビジネスで成功するために言えるたったひとつのこととは? アジア諸国のイリーガルなゲームシーン、新興国で強豪選手が育つ理由、国家とeスポーツの関係https://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/190618a

この取材を終えた稲田の気持ちは、3ページ目最後のまとめ「100年後の『いだてん』たるeスポーツ」に尽きます。ゲームに一切興味のない方も、ここだけは読んでください(笑)。

【以下、おもひで余談】
稲田がゲームネタ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、私は大学時代、ゲーマーでした。ファミ通、電撃PS、BEEPメガドラ等ゲーム雑誌を4、5誌併読し、ファミ通町内会に投稿し、横浜駅前のゲーセンでバイトしてました。

なかでものめり込んだのが格ゲーです。バーチャファイター1〜3に狂い、リングネームは「学大サラ」と「目黒おっパイ」。自宅にはアーケード仕様スティックをサターンで2台、プレステで2台、ドリームキャストで2台保有し、格ゲーばかりやってました。

就職活動ではファミ通に入りたくてアスキー受けるも撃沈。拾ってくれた映画配給会社では、90年代末に2年半ほどゲーム業界誌の編集をやっていました。しかし雑誌が休刊になると、徐々にシーンから遠ざかり、洋ゲーのFPSや日本のソシャゲブームには完全に置いていかれます。

時は経ち、2010年代に突入したところで、「eスポーツ」の格ゲーシーンがあることを知り、かつて自分も格ゲープレイヤーだったことを思い出しつつ、今に至るというわけです。

そういった意味で、ファミ通・電撃・ニコ動が立ち上げたゲームメディア「電ファミニコゲーマー」からの仕事依頼は因縁とも言えるものであり(笑)、しかも佐藤さんの所属するメディアクリエイトはゲーム業界誌時代にやり取りのあった会社。かつ内容が格ゲー含むeスポーツと来れば…ああ、もう!